トヨタの格言
どうも、やわらかチキンです。
トヨタの仕事に対する考え方が記された本を読んだので、備忘録的な意味で格言とその感想を書いておく。
"自働化"
これは、時間は作業の影である。もし無駄な作業が行われているのであれば、自分が行わずに自動で機械にやらせるべき。仕事は時間をかけることが偉いのではなく、どれだけ楽出来るかであるとのこと。例えば、エクセルVBAでマクロを組んでやるとか。
うんうん、勉強しよう。マクロを。出来たらカッコイイ。
"人間の頭は困らない限り知恵が出ない"
これはすぐに上司や同僚に頼るのではなく、どうしたら良くなるのか考える。困らない限り、過去の成功事例で済ませてしまう。しかし、もう打つ手がない、これを成功させなければ会社が潰れるという状況になって初めて知恵が出るとのこと。
ぬるい会社でやっててはいつまで経っても成長しない。うん。これも採用。
"代替案もないのに反対するな"
これは日本企業がよく陥る危険回避へのアンチテーゼ。単純に反対するなら誰でも出来る。それに対して、こうしてみたらどうだ?と言えて初めて反対出来るはず。
そう、どんなに馬鹿らしい提案も反証出来なきゃ、やってみるしかない。
"課題のない報告はいらない"
報告は報告だけにあらず。その報告にもっとこうすれば良くなる提案を付随させなければいけない。
これ、やってるかも〜。
"ベンチマークし続けろ"
同期のエースを妬むな!そいつを観察して抜きん出ているのか探れ!そして、そいつと同等になったら更に上の優秀な人をベンチマークにして観察しろとのこと。
そうね、妬むより盗めだな。
"横展"
自分の成功事例は他者へ共有しろ!
うん、これは営業方法とか自分の中だけに留めている人多いのでは?これを出し惜しみせずに共有出来る人は評価されます。
"二階級以上の立場で考えろ"
上司はどうしてこれを依頼してきたのか?これを見せたらどう思うんだろ?
これも大事。ただ言い方に気を付けないと生意気だと一蹴されそう。
"五回のWHY"
その問題はなぜ起きたのか?本当にその理由?他に考えられることは?3回くらいでは分からないことも5回のなぜ?で問うと答えが導き出せるとのこと。
確かに表面的な理由ではなく、本当に困った時に分かることもある。
"真因"
真の原因の略。その問題は誰がやったんだ?お前が悪い!ではなく、どうしてその問題が起きたのか、他の人にも起こり得ることなのではないか?その問題の真の原因を探ることが大事。そうしなければ解決にはならない。
"巧遅より拙速"
これは上手に綺麗な仕事だが遅い。よりも汚い仕事だが早い方が意味がある。まずはやってみることが大事。失敗することで上手くなり、最後は上手に早く出来るようになる。
どんなことでもファーストペンギンが凄い。憧れる。
トヨタって凄い。