全国へ広げたい!北海道だけの不可抗力動詞
どうも、やわらかチキンです。
今回は、北海道特有の不可抗力動詞を紹介したいと思います。
はい、まずはこの不可抗力動詞というのは何かという話ですが、これは私が勝手に命名した動詞です。具体例としては、「押ささる」です。
意味分かります?簡単に言うと、「押すつもりは無かったんだけど、押しちゃった」といった意味です。使う状況としては、壁に寄りかかったら肘で電気のスイッチを押してしまったという時に使います。「あ、ごめん。押ささっちゃった」といった具合です。
これの良い所は「自分はそんなつもりはなかったんだよ?」といった気持ちと、「申し訳ない」といった気持ちか共存した動詞である点です。この一度に、複雑な心境を語れる言葉こそ生きづらい街「東京」で活躍するのでは?と思っています。
では、具体例を幾つか挙げていきたいと思います。
まずは、満員電車の中で見る気は無いけれど、前方の人の携帯電話のメール内容が見えてしまい、それを相手に気づかれた時に一言。
「いや、身体が固定されてて見ささった。でも、本当の気持ちを伝えた方が良いよ?」
これです。メールを見られたという険悪なムードが一転、「え?私のメールってそんなにキツく見えるの?」と感謝の気持ちに早変わりです。
他にも、職場で自分の周囲の人の会話がままに入ってしまい、思わず聞こえてしまいクスッと笑ってしまった場合に一言
「いやね、聞かさったんだけど。それは俺も思ってた。ウケるよね?」
そうです。「は?お前に言ってねぇし」という空気を一気に、「だよね?」と共感を得ることでしょう。
このような用途が簡単に思い付きますが、私が最もオススメしたい使い方は、HTBアナウンサー佐藤麻美さんの伝説の一言です。ご存知の方もいらっしゃっるかと思いますが、ここでご紹介します。それはズバリ!!
「食べささる」です!!!
これは読んで字の如く、食べるつもりはなかったけど、美味しくて止まらないという状況に使えます。
具体的には、「このポテトチップス美味すぎて、食べささる」「もうお腹いっぱいなのに、あまりにも美味しいから食べささる」といった具合です。これは料理や食べ物を提供してくれた相手にとって最大の賛辞ではないでしょうか?私はこのような状況で積極的に使っていこうと思います。
余談ですが、これがスタンダードになればダイエットしている人の口癖になりそうだな、と懸念もしてしまう今日この頃です。
では!
あ、ブックマークが押ささるかも知れません。宜しくお願いします。